
仕事やプライベートで
ネット検索やショッピング、またはSNSなどをするにあたり
パソコン以上に利用されているのが“スマホ”
今は誰もが“スマホ”を手にしている時代であり
一昔のフューチャーフォン(携帯電話)の頃と比べると
機能性の充実した電子端末機であります
がしかし!
機能性が充実した分
誰もが長い時間使用することとなり
その代償として
身体的構造に悪影響がもたらされることがあります
今回の投稿は「姿勢」による身体的負担
昨今では“スマホ首”や“スマホ症候群”とも呼ばれています
スマホ見る姿勢、首の負担は小学生1人分―米専門家が警告
「Surgical Technology International」11月号(2014.25th Edition: 277-279)
スマートフォンなど電子端末を長時間使うと、眼精疲労や首や肩の筋肉疲労、手のしびれ、いわゆる“ストレートネック”など、体にさまざまな悪影響を及ぼすことが知られている。こうした「スマホ症候群」と呼ばれる症状を引き起こすからには、スマホを使うときに相当な負荷がかかっているのだろう―そう考えた米ニューヨークの脊柱外科専門医、ケネス・ハンスラージ氏らが調べた結果、首が前に傾くほど首の骨にかかる負荷が増え、最も悪い姿勢では27キロにも上ったという。
出典:https://cbsminnesota.files.wordpress.com/2014/11/spine-study.pdf
上記の画像は首の角度によってスマホを操作するときの姿勢が分類されています
姿勢を正した状態(角度ゼロ)でも、頭の重量により約5キロの負担がありますが
これよりさらに首の角度が変化(前傾)することによって
15度では12キロ
30度では18キロ
45度では22キロ
60度では27キロ(8歳の子どもの平均体重)
となります
首は“脳”と“身体全体”を結ぶ重要な箇所であり
このような姿勢の状態が長時間続くことにより
骨や筋肉に負担がかかるだけではなく
“神経”や“血管”にも大いに影響を及ぼします
姿勢が悪いと心当たりのある方
首や肩に“こり”や痛みのある方
その場しのぎに“揉んだり”、“叩いたり”
鎮痛剤や湿布薬などで対処するのではなく
ご自身の「姿勢」を正される方法をとってみてはいかがでしょうか?
出典:http://be-creator-chikako.blogspot.jp/2014_10_01_archive.html